やっぱり家はいいな
ただいま。
合宿から帰ってきた。
ちゃんと夜に眠って、朝に起きることができた。
楽しかったけど、久しぶりのことで疲れもしたので、今日はずっとウトウトしていた。
まだまだ眠れそうだ。
二泊三日、家を離れてみて感じたのは「家に帰りたい」とか「やっぱり家はいいな」というような感情が生まれていること。
そういうホームシック的な感情を、今まで抱いたことがなかった。
どこでも実家よりはマシ。どこにいても同じだ、と考えていた。
私自身が、この実家を「家」だと感じることができるようになっている。
家のベッドが、どこよりも安らげる場所になっている。
幸せだと思う。
そして、今まで不幸せだったとも思う。
原因はやっぱり、母親との関係だった。
母親への不信感が、居心地の悪さにつながっていた。
この家にいると、いつもイライラした。
躁鬱の治療を始めて、本当にイライラすることがなくなった。
たとえ見識の違いがあっても、気にならなくなった。
冷静に、状況を見極めることができるようになった。
私にはたくさんのコンプレックスがあったけど、それも気にならなくなっている。
(たぶん、お薬が効いてるからこんな風に思えるんだけど)
(薬が切れたら、またコンプレックスの塊に戻るかと)
楽だ。
苦しむことが人生で、苦しみにより人は成長するんだと思って堪えてきたけど、そんなわけないな。
楽でいることが一番だ。