ファッキン躁鬱

双極性障害者の明るく楽しいハッピーライフ!

睡眠障害

気分がいいので、自分の具体的な症状についてまとめておこうと思う。

 

私が精神科を受診した理由。

主訴は「睡眠障害」だった。

 

3日くらいなら、寝なくても平気だった。

それどころか、毎日眠ることが不可能だった。

 

無理に眠ろうとすると目がさえて、朝まで布団の中で思考し続けていた。

 

睡眠サイクルが完全に24時間の枠から外れていた。

起きたいだけ起きていて、体力が消耗しきったら倒れこむように眠る――というような生活を、10年近く続けていた。

 

仕事は時間の融通のきく夜職がメインだった。

自由に仕事をして、自由な時間を遊びに費やしていた。

 

躁状態の典型的な例だったと思う。

でも、そのときはそれが「自分の個性」だと考えていた。

 

今になって思えば、ほかにも躁鬱らしき症状が見られた。

 

例えば、「失踪癖」。

数年に一度、学業も仕事も友人との約束もすべてほっぽって、消息を絶ってしまう癖があった。

しばらくすると、何事もなかったように戻ってくる。

 

ただの「怠け癖」だと思っていた。

嫌なことから、逃避してしまうのだろう、と。

 

予期せずそんな状態になるもんだから、自分で自分が信用できなくなっていった。

だから、むしろヘラヘラとして「自分はテキトーな人間だから」という風に振る舞っていたと思う。

 

それが、私にとっての鬱期だったのだろう。

 

そう考えると、私の躁鬱パターンは、軽躁状態が長く続くものだった。

鬱期で失った周囲からの評価も、軽躁期に挽回することができていた……と、思いたい。

 

ギリギリのラインで、日常生活は送れていたと思う。

『睡眠スパンが狂ってるヘラヘラしたハイテンションがちな変なやつ。たまに失踪』。

そういう人間を容認する程度には、私の周囲は優しかった。

 

まあ、それも、二十代半ばで限界が来てしまって……と、いうか、失踪してもいられない状況になり、それまで隠していた鬱が露見→精神科受診、という流れになってしまった。

 

遅かれ早かれ、こうなってはいただろうな~と。

実際、友人たちに病名を告げても「明らかにおかしかったもんなあ」という返事ばかり。

 

明らかにおかしくて悪かったな!

それでも、友だちでいてくれてサンキューな!

 

友だちがいることが救いだ。

これ以上、友人たちに迷惑をかけたくなくて、治療を続けている。

 

軽躁時の、いわゆる「やらかしエピソード」もたんとある。

墓の中まで持っていこうと思う。

 

それでも一線を超えて、友人たちを失わずにすんだことは最後の希望だ。

 

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